育毛剤や発毛剤には副作用がどれくらいあるのか

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育毛剤や発毛剤は現時点でかなりの種類のものが販売されています。ただ、購入する際には注意が必要です。というのも、安価なものだとかゆみや赤みが出るなどの副作用が出ることが多々あるからです。

ここでは育毛剤や発毛剤にはどれくらいの副作用があるのかどうかについてまとめています。

意外と知らない育毛剤と発毛剤の副作用

誰もが薄毛に見舞われると精神的なショックは大なり小なり受けるものです。といっても、すぐに発毛剤や育毛剤などを使って処置を講じる人は意外と少ないように見受けられます。処置が遅いと、せっかくの治るタイミングを逸してしまい、症状をますます悪化させることになりかねません。

薄毛は少しずつ治りにくくなっていくものです。手遅れならないためにもできるだけ早期の段階で、育毛剤などを使って適切なケアを始めなければなりません。効果的なのが発毛剤なのですが、世の中にはさまざまな発毛剤があるため、まずは薄毛になった原因をしっかりと特定することが大切です。

これに加えて、育毛剤や発毛剤の中には副作用を含んでいるものもあるので、そのリスクに関しては念頭に置いておかなければなりません。副作用による症状の現れ方には薬によって大きな違いがあるので、それぞれの特徴をあらかじめ把握しておきましょう。

育毛剤と発毛剤はどう違うのか?

育毛剤や発毛剤はどんなものでも副作用の可能性があるものなのでしょうか?その前にまず、育毛剤と発毛剤の違いについて簡単に触れておきましょう。

育毛剤とは、頭皮環境を整えてしっかりとした毛髪が育つような土台をつくるのが大きな役割です。どちらかというと、日々のケアがメインなので基本的には身体に悪い影響を与えるような強い副作用が生じるものはありません。とくに、ドラッグストアで3千円以下で手に入る程度のものであれば、まず副作用はないと思っていただいて大丈夫です。

これに対して発毛剤は、まさに毛髪が生えてくる効果にスポットを当てています。男性、女性を問わず使える発毛剤が数多くあります。発毛剤のメリットとしては、育毛剤よりも直接的な効果が期待されるところです。医療機関で処方してもらうことも多く、薄毛などに対しても高い効果を発揮してくれます。

発毛剤は、服用するタイプが多く、基本的に体内から薄毛対策や発毛を促進させることが目的となっています。ここが育毛剤との違いです。血流を改善して体内環境を変化させ、頭髪に栄養を与える働きがあります。血流が改善することで活性化され、十分な栄養を行き渡らせることができるのです。

何もないところから発毛を促すわけなので、育毛剤と比べて発毛剤には強力な有効成分が含まれていると考えてよいでしょう。つまり、効果が期待できる分、副作用を引き起こす可能性もそれだけ高くなるわけです。

もちろん、メーカーの打ち出し方の違いなどによって、本来は発毛剤の役割を果たす商品なのに育毛剤と謳っている商品などもあります。このあたりに関しては、特別なルールが定められているわけではないためか、発毛剤と育毛剤の明確な線引きがされていないのが実情です。

育毛剤であれ発毛剤であれ医薬品には気をつけよう

このことを理解していただいた上で、発毛剤であれ、育毛剤であれ、使用する際に注意すべきこととはどんなことでしょうか?そもそも市販で発売されている薬は、薬剤という名称を使っているだけで医薬品ではないものも含まれているケースが多々あります。この場合、サプリメントとしての効果と大差ないため身体に悪い影響を及ぼすことはありません。

ですから、市販で発売されている商品については基本的に副作用の心配は少ないと考えて問題ないのです。この点は頭に入れておきましょう。

ただし、注意していただきたいのが医薬品に分類された育毛剤、発毛剤です。とくに第一類医薬品の育毛剤、発毛剤を購入する際やジェネリックを個人輸入する場合などは注意をする必要があります。具体的にはどのような副作用が考えられるのでしょうか?育毛剤、発毛剤のタイプ別に見てみましょう。

男性ホルモン抑制タイプ

たとえばAGA(男性型脱毛症)由来の薄毛であれば男性ホルモンの過剰な働きを抑える必要があります。このタイプの代表的な育毛剤、発毛剤としてプロペシアなどの飲み薬が効果的とされています。

有効成分のフィナステリドがAGAを抑えるとともに、発毛を促す優れものです。しかし、その一方で男性ホルモンをコントロールすることによる性欲減退や勃起不全などの症状があらわれるケースもあります。いわゆる男性機能の低下という副作用を引き起こす可能性があるのです。

ただし、これに関しては精神的な要因も大きく関係しているともいわれます。このため、育毛剤や発毛剤に含まれる成分との直接的な因果関係は明確にはされてはいません。

血流促進タイプ

血圧を下げて血流を改善して発毛を促進するタイプの育毛剤や発毛剤があります。もともと、このタイプは高血圧患者の治療薬として開発されたものなので、血流の改善によって、不整脈や血圧の低下など血液に関する副作用が出る場合があります。日頃から低血圧の人が使用するとさらに血圧が下がる可能性があるので注意が必要です。

代表的な商品としてリアップや海外製品のロゲインなどが挙げられます。育毛剤というより、発毛剤として認知されているといってよいでしょう。

これら有効成分のミノキシジルを含んだ育毛剤や発毛剤は毛細血管を拡張させる効果を持っています。頭皮に栄養分を多く運搬することができる反面、低血圧の人がこの薬を使うと血圧が下がり過ぎて血管や心臓に負担が掛かる場合があるのです。

 

ここがポイント!
育毛剤や発毛剤を使って出る副作用の症状は個人差があるため、一人ひとりの体調や体質などで違ってきます。また、頭痛や腹痛、下痢、排尿障害、皮膚のかゆみ、発疹といった症状を伴うケースもあるので、注意が必要です。

育毛剤や発毛剤には命にかかわるまでのとても重い副作用の心配はないといわれています。けれども、正しく使用しないと健康を害する可能性があることは肝に銘じておくことです。

副作用の症状があらわれた場合は、使用をやめ、自己判断はせずにすぐに担当医などに相談するとよいでしょう。

*ここに注意*とくに内服タイプの医薬品の場合、肝機能障害を引き起こす恐れがあります。代謝するのは肝臓なので、ここに負担がかかるわけです。肝臓に疾患(持病)がある場合は、自己判断で育毛剤や発毛剤を利用するのは避けて主治医に相談しましょう。

副作用のリスクを回避する商品の選び方

薄毛を改善する効果を保ちつつも、副作用のリスクを軽減する方法はないものでしょうか?ここでは、安心して使えるような育毛剤や発毛剤の選び方についてまとめました。少し視点を変えるだけで選択肢も増えます。参考にしてみてください。

医薬部外品の商品を使う

前述のとおり、フィナステリドやミノキシジルといった有効成分を含む育毛剤や発毛剤は、副作用を引き起こすリスクが高いことが指摘されています。これら医薬品の発毛剤や育毛剤を使用することを避けて、医薬部外品の商品を選択するようにしましょう。

医薬部外品の育毛剤、発毛剤であれば副作用の可能性がないかというと必ずしもそうとはいいきれません。しかし、少なくとも重大な症状に陥るリスクは軽減されます。

アレルギー成分の有無をチェックする

食べものを摂取する際にも見られるように、知らず知らずのうちにアレルギー反応をおこすケースもありえます。育毛剤や発毛剤を購入する際には、あらかじめアレルギー成分が含まれていないかを必ずチェックしましょう。

医療機関では採血をしてアレルギー検査を行ってくれるところもあります。意外と自分ではアレルギーに気づいていないケースもありますので、気になる人は一度受診してみましょう。

天然成分を配合した商品や無添加商品を選ぶ

効果の現れ方は緩やかですが、天然由来成分でつくられた育毛剤や発毛剤は体への負担も軽く、副作用のリスクは低いといえます。近年では、副作用が少ない天然素材やオーガニック成分で作られた発毛剤や育毛剤も増えてきています。長い期間使うと考えれば、こうした体にやさしい成分を配合した商品を選びましょう。

また、保存性を高めるためや成分同士がよく混ざり合うようにするため、育毛剤や発毛剤の中にはアルコールが添加されているケースも少なくありません。敏感肌の人は、頭皮への刺激も強くかぶれの原因になったりもします。

極力、アルコールが添加されていない育毛剤や発毛剤を選ぶことをおすすめします。

モニター体験で副作用の可能性を確認しよう

発毛剤や育毛剤を使おうと考えたとき、いきなり商品を購入するのは勇気がいることです。なぜなら、効果がどれほど期待できるかがわからない上に、副作用が出たらという恐れも影響するからです。かといって、使ってみなければ育毛剤や発毛剤の効果のほどを実感することはできません。

一方で、勇気を出して使い始めたとして、もし副作用が出たら…せっかく、購入した発毛剤や育毛剤の使用をすぐにやめてしまうのはもったいないと感じる方もいることでしょう。一度ならまだしも、こうしたことが何度も続くと、新しく商品を購入する気持ちすらなくしてしまうかもしれません。

こうした失敗を極力防ぐために活用したいのが、メーカー側が募集しているモニターになることです。モニターとして発毛剤や育毛剤を試しに使ってみれば、基本的には無料で商品を体験することができます。

実際に効果を実感できるほどの期間ではないかもしれません。けれども、使ってみることによって副作用が出るのかでないのかを確認することはできるはずです。

使用をしてとくに問題がなければ、安心して購入に踏み切ることもできます。できるだけこうした機会を逃さずに参加するとよいでしょう。

副作用が心配な方はお試しを利用しよう!

男性用か女性用かに関係なく、育毛剤や発毛剤の使用に関して気になるのはやはり副作用の有無でしょう。こうした方々のために、最近では植物成分や生薬を配合したものが多く作られるようになってきました。

しかし、人によってはこれら天然成分でも肌荒れや頭皮湿疹を引き起こす場合があります。そこで副作用が心配な方は、お試しセットがある育毛剤や発毛剤を使ってみることがおすすめです。一般に、これらお試しセット商品は少量でも購入することができます。その分価格も安く、使い心地や適正、さらには何ら副作用が出るかどうかを自分自身で試してみることができます。

もしも自分の頭皮環境に合うと感じたら、本製品を再度購入することができるでしょう。発毛剤や育毛剤を扱っているメーカーの多くが全額返金保証制度を導入しています。この制度は、実際に商品を使ってみて、異常などが現れたり使い心地が悪かったりした場合に、その商品の代金が全額返金されるというものです。

または、メーカーが定めている一定の期間内であれば、初回の購入の場合に限り、全額が返金されるというものもあります。発毛剤の副作用が心配な方はこの制度を導入しているメーカーを選び、そこで扱われている商品の中から自分に合った発毛剤や育毛剤を選ぶことができるでしょう。

お得なお試しセットの実例

価格と内容のバランスからみたおすすめ商品を紹介します。どちらかといえば、発毛剤や育毛剤をはじめて使う人向けといえるかもしれませんが、参考にしてみてください。

商品名 お試し内容 価格(税込)
アデランス スカルプケア トライアルセット スカルプシャンプー、コンディショナー、育毛剤の3点セット 1,836円
資生堂 アセピラ 柿樹精 薬用育毛剤のお試し(内容量120ml) 2,980円
クイックインパクト 育毛剤のお試しセット(内容量80ml) 3,490円

副作用を体験した時にすべきこと

発毛剤や育毛剤には頭皮に直接使うタイプから内服するタイプまでさまざまな種類のものがあります。ただ、どれを使うにしても完全に副作用の可能性をゼロにすることはできません。

とくにリスクの高い副作用を持つのは医薬品として登録されているものですが、市販されている発毛剤や育毛剤でも体質によってはなんらかのトラブルが生じる可能性があります。

ですので、使用の前にはきちんと成分を確認することや肌が弱いことを自覚しているのであれば植物由来成分で無添加の商品を選ぶようにするなど自分でリスク管理をしておかなければいけません。

それだけ注意を払って発毛剤や育毛剤を使用していても、かゆみやかぶれ、皮膚の炎症などなんらかの副作用を体験することがあります。このようなときには、まず発毛剤の使用を止めることです。症状が軽度だからといって無理に使い続けると悪化を招きますので気をつけましょう。

また使用を中止した後は、皮膚科など専門の診療科に相談をしましょう。実際に使った商品を持っていって見てもらうか、商品に配合されている成分をメモして、できるだけ早めに診察を受けることが重要です。

育毛剤や発毛剤の使用を止めることで副作用の症状がおさまる可能性は高くなります。使用をやめずに放っておくと、症状がさらに悪化する可能性もありますので、きちんと医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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