育毛剤は発毛効果があるのかどうか

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髪の毛の薄さや抜け毛で悩んでいる場合に使用するのは育毛剤と発毛剤があります。

ここでは育毛と発毛の違いと、育毛剤にも発毛効果があるのかどうかについてまとめています。

育毛剤と発毛剤は役割が違う

「最近髪の毛が薄くなったような気がする」といった悩みを抱えている人は少なくありません。薄毛になったような気がするのではなく、本当に薄毛が進行している可能性があります。

女性の場合も例外ではありません。加齢により髪の毛にハリやコシがなくなるのは仕方がないことですが、最近は30代や40代の人でも薄毛に悩む人が増えてきているといわれます。

薄毛対策として最も手っ取り早く人気なのが、育毛剤や発毛剤を使用して頭皮のケアをすることです。しかし、育毛剤と発毛剤の違いを理解されている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?効果を高めるためには目的にかなった薄毛対策が重要です。

これから説明をしていきますので、育毛剤と発毛剤の役割の違いについてしっかりと認識しましょう。

発毛剤が効果が高い一方でリスクも高い

そもそも育毛剤と発毛剤は、アプローチの方法に違いがあります。失われた毛髪を再生させる、いわば発毛させるために使用するのが発毛剤です。発毛効果にアプローチしているので、髪の毛を生やすことには強く作用します。ですので、AGA(男性型脱毛症)の治療が必要な人が使うのにふさわしいといった方がいいかもしれません。

薄毛治療が進んでいるアメリカなどでは「毛生え薬」ともいわれ、発毛効果の高さは折り紙付きです。日本国内で代表的な発毛剤といえば、「リアップ」を思い浮かべる人も多いことでしょう。実際にどのような発毛剤があるのか表にまとめてみました。

中には、育毛剤と認識されているものもありますが、ここでは発毛性があるものとAGA対策として認可されているものを発毛剤として取り上げました。参考にしてみてください。

発毛剤一覧表

商品名 発売元 有効成分 主な効果
リアップx5 大正製薬 ミノキシジル 壮年性の脱毛症に対し育毛剤・発毛剤として効果が期待できる
プロペシア メルク社 フィナステリド AGAの原因とされるDHTの生成を抑制する
ザガーロ グラクソ・スミスクライン社 デュタステリド DHTの生成を抑制し、ヘアサイクルを整える
カークランド カークランド社 ミノキシジル 血行促進作用による発毛効果が期待できる

 

その反面で、発毛剤には副作用のリスクが伴うことも念頭に入れておきましょう。頭皮がかぶれるとか頭痛やめまいがするといった、思わぬ症状を引き起こす可能性も出てきます。ひどい場合には男性機能障害や肝機能障害、女性化の症状が現れるといった体の異変を生じるケースもあるほどです。ここが育毛剤にはみられない症状の違いです。

発毛剤を使う際には、必ず医師の診断を受けてから使うようにしましょう。効果が高いほど副作用の恐れも大きくなるので、薄毛の症状が軽い場合はそこまでの効果を求める必要はありません。逆に発毛剤だと成分が強すぎることが多いのです。

そんな人には育毛剤を使うことをおすすめします。

育毛剤の役割を理解しよう

それでは、育毛剤にはどのような役割があるのでしょうか?育毛剤は発毛効果はあまり期待できませんが、髪を強くする働きはあります。つまり、今生えている髪の毛を太く、しっかりとしたものに育てていく効果があるのです。

薄毛に悩んでいる人は、発毛力を発揮する以前の問題として毛根が弱く髪を支える力も弱まっている傾向があります。抜け毛や薄毛になる人には、このような症状が見られるようです。

  • 毛根が細くなっている
  • 炎症により頭皮が傷ついている
  • 毛母細胞に十分な栄養が届いていない

これらを改善しなければ、髪の毛が強くなることはありません。当然、発毛効果も期待できないでしょう。そのためにも、育毛剤を使って頭皮環境やヘアサイクルを整えていく必要があります。

薄毛の症状別に育毛剤を選ぼう

薄毛になると見た目もよくありませんし、年齢より老けて見られることもあります。外に出て人に会うことすら嫌になってしまい、引きこもりがちになってしまいます。育毛剤は上手に使えば発毛の効果も期待できますから、しっかり治療して健康な髪の毛へと導きましょう。

そのためにも、自分の症状に合った育毛剤を選ぶことが大切です。薄毛の引き金になっているのは、いろいろな要因があります。症状によって、選ぶべき商品も違ってきます。あなたは、下記のどのタイプに該当するでしょうか?

  • 男性ホルモンの影響を受けやすいタイプ
  • 皮脂の分泌が過剰なタイプ
  • 頭皮の血行が悪いタイプ
  • 毛髪の栄養状態がよくないタイプ

もし、複数の育毛剤を使用する時にはなるべく有効成分が重ならないようにしましょう。発毛や育毛の効果を高めるには、様々な効能を得るようにすることが大切だからです。

 

育毛剤選びに迷ったら
専門家の意見も聞いてみましょう。おすすめの育毛剤は、育毛サロンで販売している商品です。育毛剤といえども発毛効果も十分期待できるものもあるかもしれません。頭皮診断を行ってから、頭皮に合ったものを選んでくれます。ただし頭皮に合わない商品を使用した場合は、逆に抜け毛が増えることがあるので注意が必要です。異常が見られたら、すぐに使用するのをやめましょう。

 

髪のコシが欲しい場合にも育毛剤

加齢とともに気になってくるのが髪の毛のハリやコシです。髪の毛のハリやコシがなくなってくることによって、髪全体のボリュームがなくなってきてしまいます。若いころにはフサフサと発毛していたのがうそのように感じられることでしょう。

そのままにしてしまうと、ますますボリュームがなくなって見た目にも老けて見られてしまったりすることがあります。そのような状況を改善するためには頭皮の環境を整えることが大切です。

そのためには毎日のヘアケアをきちんと行うようにしたり、食生活や生活習慣を見直してみたりというのも大切なことではあります。同時に将来的な発毛力を高めるために、育毛剤を使用してみるのも良い方法です。

薄毛は気にならないから、育毛剤は違うのではないかと思われる人もいらっしゃることでしょう。けれども、育毛剤にもさまざまな種類があり、毛根や頭皮に栄養を与えてくれる成分が配合されているものや、頭皮の皮脂を抑制する成分が配合されているものなどもあります。

自分の頭皮の状態を見てそれにあったものを選ぶようにするのがおすすめです。髪の毛にコシが欲しいという場合は頭皮が硬くなって真皮層の下にある脂肪層や毛細血管を圧迫して血行が悪くなっていることがあります。

頭皮の血行が鈍っていると髪に必要な栄養分も行き届きにくくなってしまいます。頭皮の血行促進に効果のある育毛剤を使いながら頭皮をマッサージするのが効果的です。それにより、髪にハリやコシが戻ってくる効果も期待できます。

育毛剤を効果的に使おう

自分にぴったりの商品が見つかったら、使い方を工夫します。育毛剤を使った「3ステップ」の治療方法がありますので、さっそく実践してみましょう。自宅にいながら簡単に育毛治療ができるのでとても便利でおすすめです。

【ステップ①】お風呂上りに使用する

発毛や育毛のために使用する育毛剤は、お風呂上りに付けるのがいいといわれます。お風呂あがりに育毛剤というのは、頭皮が清潔なのはもちろん、入浴による血流促進効果で成分を吸収しやすくなっているからです。それでは使うタイミングとしては、頭皮が濡れた状態がいいのでしょうか?それとも、ドライヤーで乾かしてからがいいのでしょうか?

結論から言うと、頭皮にある程度潤いが残った状態が育毛剤を使うベストタイミングです。頭皮はシャンプーをした後、汚れや余計な皮脂を洗い流したまっさらな状態になっています。さらに入浴で体が温まり、毛穴が開いてより有効成分が浸透しやすい状態になっているのです。発毛のためにも、頭皮をきれいに保つ必要があります。

短髪の人であれば、タオルドライで髪が乾いている状態で頭皮がしっとりしていれば大丈夫です。一方で、長髪の人は、タオルドライだけでは髪が乾かずにせっかくの成分が流れ落ちる可能性があります。ドライヤーで髪をある程度乾かしてから潤いの残った頭皮に付けるのがいいでしょう。

【ステップ②】頭皮マッサージを行う

入浴後の柔らかくなった頭皮に育毛剤をよく浸透させ、マッサージしながらすり込んでいきましょう。そうすることにより髪の毛一本一本に栄養が行き渡り、健康な髪の毛へと生まれ変わっていくのです。

薄毛はストレスや生活習慣の乱れも影響しているともいわれています。これにより、頭皮が硬くなって髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなって発毛を妨げていることが原因の一つなのです。

使い方としては、シャンプーをしたあとのきれいな肌に育毛剤を塗布し、指で軽くトントンたたいて頭皮マッサージをします。頭皮マッサージを行うことで血流が改善するのです。有効成分が血液に乗って隅々まで運ばれますので、効果を高めることができます。

【ステップ③】毎日欠かさず使用する

まず、育毛剤を塗布する時間帯を決め、毎日欠かさず利用するようにします。発毛も含めた薄毛対策を行う上では日々の継続したケアが必要になりますので、育毛剤をできるだけ長く使い続けることが大切です。

ケアには予防の意味もあります。ケアをしっかり行うことで新たな薄毛を引き起こさないようにすることもできます。そうなれば発毛の可能性もあるのです。

ケアを始めると早急に結果を求めてしまいがちですが、効果が現れるまで焦らず気長に待ちましょう。少なくとも3カ月程度はじっくりと様子を見ることです。育毛剤を使って現れた小さな変化も見逃さないように、日々髪の状態を観察していくようにしましょう。

頭皮マッサージを行って血流を改善しておきます。そうすることで有効成分が血液に乗って隅々まで運ばれますので、効果を高めることができます。

要チェック★もちろん、朝お出かけの前のスタイリングの際に塗布してマッサージするとより効果もアップします。でも、面倒であるならお風呂あがりだけでもだいぶ効果があります。有効成分をより浸透させて発毛効果も得られるようにするためにも、ベストなタイミングで育毛剤を使用したいものです。

育毛シャンプーを併せて使うと効果的

育毛、発毛効果をさらに高めたいと思っている人におすすめなのが育毛シャンプーです。ただし、育毛シャンプー自体には育毛を促すような成分は含まれておらず、使用しても髪が増えることはありません。

それでは育毛シャンプーの役割とは何なのでしょうか?育毛シャンプーには、頭皮を清潔に保つ役割があります。いわば、頭皮環境を整える下地のようなものなのです。頭皮に刺激を与えずに清潔にし、育毛剤の浸透力を高めるサポートをしてくれます。

ですから、育毛剤と併用することで抜け毛を防いでヘアサイクルと頭皮状態を改善していくことにつながるわけです。長い目でみれば発毛への期待も持てます。

育毛剤の使用にあたって注意すべきこと

育毛剤を使用することは直接的に発毛を促すものではありません。けれども、細い髪質を改善したり、抜け毛を抑えたりすることに役立ちます。しかし、使い方を間違えてしまうと逆効果になってしまう場合があるので注意が必要です。育毛剤の使用にあたって、気をつけておくべきことをいくつか取り上げてみました。

頭皮マッサージを強くやりすぎない

頭皮マッサージを強い力でやりすぎると、血流を阻害して逆効果になる可能性があるので気をつけましょう。それで発毛の可能性が高まるわけではありません。育毛剤を使用する前には、頭皮の状態を必ずチェックするようにしましょう。

頭皮に傷がある場合は使用しない

大きな傷などがあれば使用は控えたほうがよいでしょう。ひどい肌荒れなどがあれば使用しても余計に血流が悪くなったりして薄毛や抜け毛がひどくなる可能性もあります。

生活習慣を見直す

乱れた生活は抜け毛や薄毛の原因となります。育毛剤を使用していても、生活習慣が悪いままであれば効果は出ません。3食きっちり食事をとったり、十分な睡眠を確保したり、過度なストレスを溜めこまないようにすることが大切です。当たり前のことをしてこそ、発毛への効果も期待できます。

 

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