ロシア苦渋の最新機売却 中国、戦闘機市場で台頭か

ロシアの最新鋭戦闘機Su-35Sがいよいよ中国の手に渡りますが、中国はコピーする気満々です。このことが今後、ロシアに、そして世界の軍事状況に大きな影響を与えるかもしれません。

2016.02.27   関 賢太郎

ロシア製最新鋭戦闘機がいよいよ中国へ

ロシア・タス通信は2016年2月、ロシア製の最新鋭戦闘機であるスホーイSu-35Sが今年中に4機、中国へ引き渡される見込みであることを伝えました。ロシアは24機のSu-35Sを、およそ2300億円で中国に売却する契約を結んでおり、これはその第一陣となるものです。

Su-35Sはロシアにおいて最も高性能な機種であり、「第四世代戦闘機++」を自称します。中国空軍への実戦配備は、その周辺国において懸念になることでしょう。


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しかしながらもっとも憂慮に耐えないのは、Su-35Sを売却する当事者であるロシアであるかもしれません。

というのも、かつて中国はロシア製のスホーイSu-27SKを正規のライセンスを得て国内で生産し、「J-11(殲11型)」の名で実戦配備すると同時にこれを違法にコピー。さらに独自の改修を加えた「J-11B」を誕生させたという経緯があるからです。これに対しロシア側はJ-11Bのライセンス違反を主張し、中ロ間において大きな外交問題となりました。


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ロシア空軍への配備が進む最新鋭機Su-35S。中国に続き、インドネシアも導入する見通し(2012年8月、関 賢太郎撮影)。

詳しくは「乗りものニュース」の記事へ
http://trafficnews.jp/post/48991/


[ 2016/02/28 10:45 ] 軍事 | TB(-) | CM(-)